マーケティングミックスとは、設定したターゲットに対して提供する複数の要素の組み合わせです。複数の学者が様々なフレームワークを提唱していますが、売り手からの視点の4Pが一般的に使用されています。
また4Pを買い手からの視点で捉えなおした4Cというものがあり、それぞれ以下のように対応しています。
4P | 4C |
---|---|
製品(Product) | 顧客価値(Customer value) |
価格(Price) | 顧客コスト(Cost) |
チャネル(Place) | 顧客の利便性(Convenience) |
プロモーション(Promotion) | コミュニケーション(Communication) |
従来のマーケティングミックスの4Pである、製品(product)、価格(price)、プロモーション(promotion)、流通(place)に加えて、サービス業や製品の付随機能としてのサービスに関するマーケティングミックスとして、さらに「人(Personnel)」「プロセス(Process)」「物的証拠(Physical Evidence)」の3Pがあります。
これら3つに関しては7Pのページでまとめて説明いたします。
理解度Check
以下の文章は正しいでしょうか?もし間違っているならどこが間違っているでしょうか?
マーケティングミックスを検討する際は、最初に製品(Product)を考え、それをいくらで販売するかの価格(Price)とチャネル(Place)はどうするか、どのようにプロモーション(Promotion)するかを検討する。
- ×不正解
- マーケティングミックスはそれぞれ個別に考えるのではなく、全体の整合性を取りながら検討する必要があります。